フランス国立図書館 探訪

世界的建築家ドミニクペロー氏の代表作であるあの建築があったのは、昨年滞在したBERCYから徒歩5分のすぐ近く。目の前だったので、改めてビックリ!。
当時はセレクトショップと言う特殊店舗素材のため注目する視点が小さく
また、TOKIA照明素材などサイズがあまりに違いすぎ巨大建築は全く目に入りませんでした。
ただ、弊社でも3年前に7Fビル全壁面を継目なしで取付ける提案の素材実績が名古屋大学(建築家:飯田義彦氏の野依研究センター本館)ありましたので興味津々の建築でした。
これまで書籍などでも紹介されてきた国立図書館は誰でも入れてよくよく詳細を見ることができペロー氏の発想を理解する最適の作品でした。何より実物サイズが良くわかり感動です。
建築でもデザインでも素材の機能を無視しては美しくないと思っておりました。
素材の性質や機能を引き出す知恵が見え隠れするようなスマートな施工の建築こそが自然に美しく見えてくる根源にあることをそこは良く教えてくれます。
いつもする話ですが...

ネットは2次元的線材を3次元的面材に織るという意味で特殊な素材であります。
次元がUPすると言うことは同時に爆発的に利用領域が広まる事を意味しています。
機能や造形性能は
2次元的線材の種類、密度や配置等形状を変えるだけで強烈な個性
として3次元面材上に現れてきます。
ここに特性を見つけて出して世に送り出す仕事の鍛錬の場として
建築やデザイン領域は最適ではないかと考えており必ずや新しい素材が次元変化のなかで
千変万化し現れ来るだろうと思っています。

経験や実績や数え切れない失敗の事例を暗黙知として将来に生かせる事が創業明治6年と言われる弊社の財産であります。
今回、社名をnets101と改め新会社として羽化するための再構築を進めておりますが、その暗黙知はいたるところに継承され生き続けるものであります。

ヨーロッパでは近年特に有機的な曲面を生成する素材としてネットを利用する試みがあるように見受けられそこにも独創性を提案ができればきっと楽しい仕事が楽しくて仕方なくなるだろうと思いながら見学を終えました。


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