特許技術  

 

光や流体を通過させるネットはその線材の選択や織りにより無限の組み合わせがあります。

その中から機能や特性を見い出し新しい素材として紹介できる様に技術トライアルを

続けていく中で、弊社は特許申請を重ねてきました。

 

製織を熟知し、現場からの知恵を引きだし、素材そのものの理解を深める努力を日々心がけています。

 

取得特許

〈発色ステンレス金網〉特許第4352411号 (共同出願)

ステンレス線表面上の酸化皮膜厚さをコントロールすることで光を干渉させ、発色させる

製造技術及びその発色線を使用した製品(メタルファブリック商品全般)

並びに発色網構造体とその産業利用についての包括的技術権を取得しました。


〈万石金網〉特許第378280号(昭和初期取得し特許終了)


銅線で織った米粒選別用ふるい網

網目を段階的に変化させ、ふるい性能を高効率化した特殊金網

ハイパードビー新型織機により現在その高機能化による進化(SUPER MANGOKU)

を研究中です。

 

 

 

特許公開中

〈エンボス金網〉

金網表面に凹凸をつける事で全く違う素材感の金網として産業用(圧力拡散、風力振動選別ふるい)

や意匠用(モアレ干渉、光反射、ガラス封入)などに使用実績がある。

エンボスの凹凸サイズとベースになる金網種類の組み合わせにより種類は多種多彩となるためさらなる応用が

期待されている。

尚、経済産業省認定共同プロジェクトにおいてもこの技術・発想が応用された。

 

<特定研究開発等計画認定番号 近畿0908002>

「立体ステンレスメッシュによる燃料電池用流路一体型拡散層の高性能化・低コスト化・量産化技術の開発」

 

〈はさみ織金網〉 (共同出願)

金属線と平面状の金網やプラスチックなど面素材を同時に織る金網製織技術特許。

金網装飾パネルとしてだけでなく有機ELパネルや太陽電池パネルなどが同手法で面積造化にできる点で

おもしろさを持っている。